手探り状態の中で
始まったメルとの生活。

この『メル』という名前は
実はカノジョと出会う前から
私の中で用意されていた名前なんです。

私がまだ小さかった頃
繰り返してみていた夢がありました。

ものすごい雑踏の中で
足元を見ながら
何かを探している私。

すると足と足との隙間から
小さな「何か」が飛び出してくるんです。
それは「犬」だったり
「猫」だったり
「フェレット」だったり
時には「ネズミ」だったり
毎回違うのですが
その得体の知れない「何か」の名前が
『メル』だったんです。

『メル〜っメル〜っ』と呼びかけると
その『メル』はいつも
ちらっと私の方を見たかと思うと
すぐにまた雑踏の中に消えてしまうんです。

ただそれだけの夢。

大学を卒業して
就職をして・・・
その頃には全く見なくなった夢。
私の中の『メル』の存在は
いつしか遠い彼方に行ってしまってました、

ところが。

パパに連れられて行ったペットショップで
カノジョを見た時、
『メル・・・』と自分でも気づかないうちに
声に出ていました。

『いた。ここにいた。』

不思議な感覚でした。

初めてあったはずなのに
『お久しぶり』な既視感。

では、ここらで
貴重なひとりっ子時代の
メルの写真、載せます。


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お鼻真っ黒。
でもロコではなくメルです。



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生後6ヶ月。

友人からブレゼントされた帽子を
かぶってます。
嫌がらずになんでもOKの子です。





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眉毛もOK。




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初めてトリミング行った時。




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これは2度目のトリミング後。
この頃から
メルのイメージカラーは赤でした。





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生後8ヶ月。
この頃からものすごく
足の速い子でした。





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生後10ヶ月だけどこの雰囲気。
女帝の片鱗が見えますね。


ではまた明日。

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