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◆さあ、これからだ◆

私の古くからの読者に
くぅと言うチワピンと暮らす
女性がいる。
私は
『くぅママ』と
呼んでいる。





可愛いくぅの為なら

新幹線に乗って
獣医に通う
心優しい母である。


しかしくぅちゃんは
8月に
虹の橋🌈のたもとに
行ってしまった。

そんなくぅママから

12歳のダックス男子と
暮らし始めた、と
連絡をもらった。

で、日曜日、
大阪に帰省する途中に
とあるSAで待ち合わせして
会ってきた。





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一足早くSAに着いた。

これは
コーヒー買いに行ったパパを
待っている図。






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まろんちゃん来た。

先住犬くぅの
服を着てやってきた
まろん。

初対面の
ウチのワンコたちの
容赦ないクンクン攻撃に
全く動揺しない
肝の座った子。







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こんにちは、
初めまして。

…まろんちゃん、
あなた
メルと同じ眼をしてるね。


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まろんは
大阪で生まれた(らしい)。

詳しいことは判らないが
保護犬として
くぅママの友人の母に
もらわれて

暫くは大阪で
幸せに
暮らしていたのだが、

その友人母が亡くなって
静岡に住む
娘(くぅママの友人)に
引き取られ
海辺の街で暮らし始めた。

でも
飼い主が変わり
住む家も変わり

怖かったり
寂しかったりで
人恋しさと不安で
泣いてばかりいた。

その友人は
自宅でネイルサロンと
カフェを開業していて

接客中に延々と泣かれて
困り果ててたところ
近所に住む男性が
まろんを引き取ってくれた。


ところが。


この男性が
体を壊して入院
してしまい

まろんはまた
ネイルサロンに
戻ってきた。

そして
営業中は
外に繋がれる状態で
ひと夏を過ごした。

そこに現れたのが
くぅママだった。






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事情を知ったくぅママは
引き取ることを即決。


次の日には
一緒に寝てた、
と言うのが
本人からの報告。








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この12年間に
何度も何度も
飼い主が変わったまろん。

そりゃ泣くよね。

ひとりになったら
また飼い主が
居なくなってしまうのかと
絶望してたんだよね。

でももう大丈夫。
良く頑張ったね。

あなたの本当の母ちゃんは
今、眼の前にいるよ。
もう絶対に離れないから。






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もし
くぅママに何かあったら
アタシが全力で
アンタを守ってあげる。


アタシはまろんに
関わった全ての人たちを
否定するつもりは
全くない。

それぞれの立場で
出来ることを
全力でやってきたから
まろんは今ここにいる。

まろんの命を
繋いでくれてありがとう。

くぅママに繋いでくれて
ありがとう。



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長生きしろよまろん。
お楽しみはこれからだ。


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